mahalo1106’s diary

ちゃりんこ世界一周一期一会の旅

事故

同じマンションに住むこの車椅子の
おじさんは、ドイツ人ということだ。

この方がまた、社交的な人で、いつもいつも、帰るたびに、窓や扉は開けっぱなしで、なにやら、パーティみたいに賑やかにしている。
というか、いつも開けっぴろげのオープンマインド。笑

子供はたくさんいて、いつも、騒がしい。

ふと、仕事の帰りに、そこの部屋の前に置かれたテーブルで、コーヒーを
いただいた時に、どうして、この人が
このように、下半身が不自由なのか
聞いてみた。
すると、20歳の頃に、スイムの飛び込みで、首を痛めて、それからずっと
下半身が不自由なのだと教えてくれました。

わたしは、それを聞いて、またまた、
自分の20歳の頃の、背骨を圧迫骨折した、トレーラーとの事故のことを思い起こしてしまった。
あの時は、首の骨だけでなく、胸椎まで、かなりの骨の変形を残す骨折をした。
普通なら、脊損で、今頃、この人と同じ生活をしてるはずなのだ。
まるで奇跡的に助けていただけた、
あの事故を思い起こし、自分を奮起させるような出会いでした。

有り難い、そして、もったいない。

そんな思いが、込み上げてきました。

そして、おしどり夫婦のこの奥様との出会いを聞くと、今日が11周年記念の
お祝いの日だと教えてくださいました。

この2人は、旦那さんが、下半身が不自由になったのちに、出会っている。

なんて、ステキな夫婦なんだろうか。

その辺の健全な肉体をもつ、富裕層よりも、ずっとこの2人は、幸せ数値が
格段と高い。

僕も、こんな奥さんがほしい。
と思った瞬間でした。